永易久美子の “ 食ぅ想ぅ ”

出張料理、Galleryやイベントへのケータリング、和食から色々な国の料理、Vegan、Vegetarianの方用意のケータリングも行う。家庭料理の発想を大切に、美味しくて楽しくなるような、体にやさしい料理を提案していきます。料理教室主催。

麺をすする 長い話

ある日のお昼ごはん、美味しくて無意識な事に思いっきり素麺をすすって食べている自分達に気付き、何故麺はすすって食べたほうが美味しいのかって話になり…

空気が一緒に沢山入ってくるから?
んっ、でもそうすると何故うまいのか?

そう言えば、ワインのテイスティングは、口の中で空気を含ませたり、鼻から空気を出したりしながら香りをさぐっている…!?

やってみる。
❶鼻を摘んで食べてみる…。
嫌いなものを鼻を摘んで食べると、
食べられるというが、
果たして本当に味がしないという表現でいいのだろうか。

やってみたら味がしないというよりは、
塩気と甘味、味覚はどうやら感じる気がするが美味しさの判断がつかない…。
嫌いなものって考えてみると、味覚より食感や
香りが理由なことが多いいぞ。
豚肉の油身の甘い旨味は、鼻を摘んで食べると
分かりにくい…!
鼻から指を外した途端に、
いつものお肉の旨味が広かったぞ〜。

おやおや?何だ何だ、美味しさって味覚?
 
流行ってる、パクチー
大人になると大好きになってくる薬味や、
日本酒やワイン、全部香りだ〜。

鼻を摘んで昼食をとることで、感じた結果から判断すると、美味しさを感じるには、香りが何より重要だ!
という結果になりました。

変な時間でしたがとても有意義な時間になりました。

味覚の中に香りを入れるとしたら香味として、
辞書に入れたいものです。

鼻を摘んで食べる、不思議なワークショップでもしたいです。