宮沢賢治さんからはじまり
正しく清くはたらくひとは、ひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。
すべてまことのひかりのなかに、いっしょにすんでいっしょにすすむ人人は、いつでもいっしょにいるのです。
宮沢賢治 『マリヴロンと少女』より。
何だか、大きくて小さな大事な種を心に植えられた様な気持ちです。
そして、戦争の事をふと考える。
世界の人の生活や文化に興味をもったり、自然や環境や芸術や哲学や音楽や宗教や、科学に興味が広がるきっかけは、仕事がら食からが多いのですが、 色々な分野の仕事があるけれど、全部繋がっているなと結局は思い、柔軟な心でありたいなと思うのです。
時々、頭が色んなところにいってしまい
とっ散らかっていることがあります。
そして、宮沢賢治さんの農民芸術概論綱要にもとても興味があります。
スリランカの旅行先で綺麗な湖に連れていってもらい、そこで出会った家族と可愛い女の子の笑顔が忘れられません。お風呂代わりに湖で水浴びをする少女。手を繋いで暗い道を歩いて帰る少女が、私たちの遠ざかる車に手を振ってくれる。その時の温度や周りにある畑や、その夜食べた民宿のカレーの味が忘れられない。
今日も、色んな所に頭が飛んでいきつつ、
世界には美しいものや、素敵な人人の暮らしが溢れているんだなという思いに、着地する。