永易久美子の “ 食ぅ想ぅ ”

出張料理、Galleryやイベントへのケータリング、和食から色々な国の料理、Vegan、Vegetarianの方用意のケータリングも行う。家庭料理の発想を大切に、美味しくて楽しくなるような、体にやさしい料理を提案していきます。料理教室主催。

宮沢賢治さんからはじまり

正しく清くはたらくひとは、ひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。

すべてまことのひかりのなかに、いっしょにすんでいっしょにすすむ人人は、いつでもいっしょにいるのです。

宮沢賢治 『マリヴロンと少女』より。

 

何だか、大きくて小さな大事な種を心に植えられた様な気持ちです。

そして、戦争の事をふと考える。

 

世界の人の生活や文化に興味をもったり、自然や環境や芸術や哲学や音楽や宗教や、科学に興味が広がるきっかけは、仕事がら食からが多いのですが、 色々な分野の仕事があるけれど、全部繋がっているなと結局は思い、柔軟な心でありたいなと思うのです。

 

時々、頭が色んなところにいってしまい
とっ散らかっていることがあります。

 

そして、宮沢賢治さんの農民芸術概論綱要にもとても興味があります。

 

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スリランカの旅行先で綺麗な湖に連れていってもらい、そこで出会った家族と可愛い女の子の笑顔が忘れられません。お風呂代わりに湖で水浴びをする少女。手を繋いで暗い道を歩いて帰る少女が、私たちの遠ざかる車に手を振ってくれる。その時の温度や周りにある畑や、その夜食べた民宿のカレーの味が忘れられない。

 

今日も、色んな所に頭が飛んでいきつつ、

世界には美しいものや、素敵な人人の暮らしが溢れているんだなという思いに、着地する。